J/TPS-102は、航空自衛隊で運用されているレーダー装置。3次元レーダーであり、製造は日本電気。
概要
シリンドリカル・アクティブ・フェーズドアレイ・アンテナを採用し、全方位・仰角電子走査方式により、従来の移動レーダより目標の捕捉・追尾能力、ECCM性等を向上している。自動警戒管制組織との自動連接が可能。監視装置、中継装置、統制装置で構成される。製造契約は平成元年度から平成12年度にかけて行われた。 悪天候であっても影響を受けにくい構造になっている。発射電波による人体への影響がないと確認されている。
配備
- 北部航空警戒管制団
- 第1移動警戒隊(千歳基地)
- 中部航空警戒管制団
- 第2移動警戒隊(入間基地)
- 西部航空警戒管制団
- 第3移動警戒隊(春日基地)
- 南西航空警戒管制団
- 第4移動警戒隊(那覇基地)
- 第53警戒隊与那国分遣班(与那国駐屯地)
脚注
外部リンク
- 第一移動警戒隊



