エートラックス(欧字名:A Tracks、2021年2月15日 - )は、日本の競走馬。主な勝ち鞍に2024年の兵庫チャンピオンシップ。
馬名の意味は、ブレイキンの高難度の回転技。
経歴
2歳(2023年)
6月10日阪神芝1600mの2歳新馬戦で西村淳也を背にデビュー。道中中団でレースを進めるも直線で伸び切れず4着に敗れると、続く6月24日阪神芝1600mの2歳未勝利でも3着と惜敗する。この後ダートに矛先を変え、団野大成とのコンビで挑んだ9月2日小倉ダート1700mの2歳未勝利では道中軽快に逃げ、最後はイーグルノワールに交わされるも2着に粘った。9月23日阪神ダート1800mの2歳未勝利ではサンライズジパングの4着に敗れるも、距離短縮で挑んだ12月23日阪神ダート1400mの2歳未勝利では好スタートからハナを奪うと、直線でも脚色は衰えず逃げ切って5戦目で初勝利を挙げる。
3歳(2024年)
1月20日京都ダート1400mの3歳1勝クラスで始動。好スタートから先手を主張して軽快に逃げ、最後の直線でワイワイレジェンドに交わされて2着。2月25日のネモフィラ賞では2番手追走から3コーナー付近で先頭に立つとそのまま押し切って2勝目を挙げる。3月31日のバイオレットステークスでは逃げるロードフォアエースを見る形で2番手を追走すると、ゴール前できっちりと差し切り3勝目をマークする。4月29日に行われた兵庫チャンピオンシップではジョアン・モレイラとのコンビで1番人気に推され、レースではスタートからハナに立つと最後は後続に3馬身差をつける圧勝で重賞初制覇を飾るとともに、ニューイヤーズデイ産駒にとっては日本で初の重賞制覇ともなった。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチおよびnetkeiba.comに基づく。
- 競走成績は2025年2月24日現在
血統表
- 主な近親にシャンハイボビー(米シャンペンS、BCジュヴェナイル)。
脚注
注釈
出典
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、KEIBA.GO.JP、JBISサーチ


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