入船亭 扇蔵(いりふねてい せんぞう)は、落語家の名跡。元は入船扇蔵や橘家扇蔵。当代は四代目。
入船扇蔵
橘家扇蔵
- 「文之助系図」よると4代目橘家圓蔵の門に「桶忠」といった人物が才蔵から扇蔵になったとある。
- 尚、扇三(せんぞう)も名乗ったという。
- 6代目三遊亭圓生によると前座を1年ほどで終えた後に神戸あたりで長らく修行していた。
- 『ちょいと聴くと大変上手そうであったが、実はハッタリみたいな芸なんです。』と評している。
- 1919年に真打の看板を上げる。
- 1921年に東西会で大看板になったという。
- その後昭和のはじめ頃に扇蔵と復名し最後は上方で1938年頃没した。本名も不詳。
三代目
四代目 (当代)
参考文献
- 諸芸懇話会、大阪芸能懇話会共編『古今東西落語家事典』平凡社、ISBN 458212612X




