国道489号(こくどう489ごう)は、山口県周南市から山口市に至る一般国道である。
概要
山口県の周防灘に面する周南市大神を走る国道2号分岐(大神交差点)から北上し、中国山地の山間部を縫って、山口市阿東地福下の国道9号と結ぶ延長44.6 kmの一般国道の路線で、主な通過地は、周南市米光、山口市徳地堀である。周南市米光 - 山口市徳地の11 km区間は、国道376号と重用する。山口市域にある徳地ICで、中国自動車道と接続する。
路線後半の山口市徳地堀 - 同市阿東地福下は、かつて山口県道24号防府阿東線(現・山口県道24号防府徳地線)の区間だった。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令 に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
- 起点:新南陽市大神三丁目(大神交差点 = 国道2号交点)
- 終点:山口県阿武郡阿東町(阿東地福下、市井原交差点 = 国道9号交点)
- 総延長 : 44.6 km(重用延長を含む。)
- 重用延長 : 11.0 km
- 未供用延長 : なし
- 実延長 : 33.6 km
- 現道 : 33.6 km
- 旧道 : なし
- 新道 : なし
- 指定区間:なし
歴史
- 1993年(平成5年)4月1日 - 一般国道489号(新南陽市大神三丁目 - 山口県阿武郡阿東町)指定。
- 2010年(平成22年)7月 - 豪雨による崩落で通行止め。9月6日に廃道となっていた山口県道21号新南陽徳地線を整備し迂回路として開通。現在では復旧工事が終了し元の路線で開通している。
路線状況
重複区間
- 国道376号(周南市大字米光 - 山口市徳地堀)
道路施設
トンネル
- 津浦ヶ峠トンネル:延長555 m、1984年(昭和59年)竣工、周南市
- ゆずりはトンネル:延長422 m、1995年(平成7年)竣工、山口市
- 大原隧道:延長86 m、1953年(昭和28年)竣工、山口市
地理
通過する自治体
- 山口県
- 周南市 - 山口市
交差する道路
交差する鉄道
- 山陽新幹線
脚注
注釈
出典
関連項目
- 日本の一般国道一覧
- 中国地方の道路一覧
外部リンク
- 山口県土木建築部 道路整備課/道路建設課 - (山口県公式ウェブサイト)
- 周南土木建築事務所:周南市の区間を管理
- 防府土木建築事務所山口支所:山口市の区間を管理
- 国道489号に関連する地理データ - オープンストリートマップ




