大束 元(おおつか げん 、1912年5月10日 - 1992年12月4日)は、日本のカメラマン。吉岡専造、船山克とともに朝日新聞出版局写真部の三羽烏といわれ、戦後ジャーナリズム写真の代表的な写真家のひとりである。父は写真修正の先駆者、大束昌可。

概要・略歴

  • 1912年-東京都北区滝野川で生まれる。
  • 1929年-東京府立第五中学校卒業。東京高等工芸学校(現:千葉大学工学部)写真科に進学
  • 1933年-同学校在学中、作品を『光画』に発表。
  • 1934年-銀座紀伊國屋画廊で初個展開催。銀座商業写真研究所設立。
  • 1934年-朝日新聞大阪本社に社会部員として入社
  • 1937年-中国大陸取材
  • 1948年-同社出版写真部へ異動
  • 1958年-同社出版写真部部長
  • 1963年-全日本写真連盟事務局長就任。

出版

  • 『カメラに生きる』(単著、玄光社、1952年)
  • 『カメラ愛好家のための十二章』(単著、中央公論社、1955年)
  • 『軌跡―大束元の世界』(凱風舎編集、平凡社、1996年)

脚注


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コマ番号(00001003060001)

コマ番号(00001003520001)

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