引山インターチェンジ(ひきやまインターチェンジ)は、愛知県名古屋市名東区引山二丁目にある名古屋第二環状自動車道のインターチェンジである。
概要
名古屋IC・名古屋南JCT方面への入口と同方面からの出口のみを持つハーフインターチェンジである 。このICから清洲JCT・名古屋西JCT方面へは行くことはできず、同方面からの本線流出もできないことから、流出入にあたっては隣りの大森ICを利用する。
出入口および料金所は高架部に敷設され、本線半地下道路へ接続する。高架とされたのは、出入口直下を香流川と道路が横断するためである。元々の計画では引山IC - 大森IC間の河川横断区間は一般部(国道302号)と並んで専用部(名二環)も高架橋となる予定だったが、住民側の環境面の要求からトンネル方式に変更された経緯を持つ。このため、本線は水底トンネル(名東トンネル)を通過することから、引山IC - 大森IC間は危険物積載車両の通行が禁止されている 。なお、出入口の分合流部は名東トンネルの南側(上社JCT方向)となることから、規制対象車両は引山ICで出入することになる。
歴史
- 1993年(平成5年)12月3日 : 東名阪自動車道勝川IC - 名古屋IC間開通と同時に当ICを開設
- 2011年(平成23年)3月20日 : 所属路線名称を名古屋第二環状自動車道(名二環)に変更
周辺
- 香流川
- イオン 名古屋東店(旧・ダイエー)
- 引山バスターミナル
接続する道路
- 直接接続
- 国道302号(名古屋環状2号線)
- 間接接続
- 国道363号(出来町通)
- 愛知県道215号田籾名古屋線(出来町通)
料金所
レーン運用は、時間帯やメンテナンスなどの事情により変更される場合がある。
- レーン数 : 2
- ETC : 1
- 一般 : 1
隣
- C2 名古屋第二環状自動車道
- (6)上社IC - (7)引山IC - (8)大森IC
脚注
注釈
出典
参考文献
- 東名阪自動車道名古屋・勝川間工事誌編集委員会『東名阪自動車道 名古屋・勝川間工事誌』日本道路公団名古屋建設局 名古屋工事事務所、1995年3月。
- イカロス出版『東名高速をゆく』〈イカロスMOOK〉2011年。ISBN 978-4-86320-484-3。
関連項目
- 日本のインターチェンジ一覧
外部リンク
- 中日本高速道路株式会社


