『WANDS』(ワンズ)は、日本のロックバンド、WANDSの1枚目のアルバム。当作品は、規格上はミニアルバムだが、公式サイトでは1stアルバムとされているので、ここでは公式通りにする。
解説
キーボード担当の大島康祐(現・大島こうすけ)在籍の1stミニアルバム。デビューシングル「寂しさは秋の色」以外は自作曲である。
発売前に『ホテルウーマン オリジナルサウンドトラック』のブックレット等で告知されていたアルバムタイトルは『WANDS1』であった。
売上記録
発売から約8ヶ月後の1993年2月15日付のオリコンウィークリーチャートで10位を記録し、WANDSのアルバムとしては初のトップ10入りを果たした。翌週の2月22日付のランキングでも10位にランクインした。
批評
CDジャーナルは、「若き新人ながら個々のキャリアは長い。そんな3人がファンクの要素とハードロックの要素という一人一人の要を合体させて、とても聴きやすいナンバーを作り出す。売れ線売れ線と騒がれているが、いい意味でも悪い意味でも等身大の実力に目を向けるべきだ。」と批評した。
収録曲
楽曲解説
- シングル収録曲の詳細は、各項目を参照。
- ふりむいて抱きしめて
- 2ndシングル。
- Cloudy Sky
- 寂しさは秋の色
- 1stシングル。
- 後に作曲した栗林が、1994年に発売されたアルバム『会わなくてもI Love You』でセルフカバーしている。
- もう 自分しか愛せない
- Good Sensation
- 柴崎のギターソロから始まる作品。第2期のライブでは欠かさずレパートリーに加えられていた。
- サビは移動中の車内でできたもので、サビだけが完成した状態のまま制作に移ったという。
- 第1期メンバー全員の名前がクレジットされた最初の楽曲である。
- この夢だけを…
参加ミュージシャン
WANDS
- Vocal:上杉昇
- Guitar:柴崎浩
- Keyboards:大島康祐
ゲストミュージシャン
- 岩切玲子
脚注
出典




